ヤングケアラーとは
「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているこどものこと。
責任や負担の重さにより、学業や友人関係などに影響が出てしまうことがあります。
心の病を抱えた親をもつ子どもの中には、親の悩みを聴いたり、親の感情のケアをしたり、薬の管理をしたり、料理、洗濯など身の回りの家事を担っている子どもがいます
精神的に不安定な親の悩みを聴くという行為は、一般的に想像する介護とは少しちがうかもしれません
そのため、私自身も介護という言葉を使っていいのか、今だに悩みます
大人になり、身体介助が必要になり様々なことをしていても、そうでした
子ども時代は、さらに家事をしても出来ないことや知らないことばかりです
何か親の代わりをしていても、やれている感覚を持つことは難しいと思います
私自身は、ヤングケアラーだったと捉えていないのですが、沢山の方々に伝わるなら、ヤングケアラーという言葉を使わせてもらおうと考えています
子どもと言っても、年齢性別、様々なので一概には言えませんが、自身の状況を理解している子どもは、少ないと思います
例えば、ドラマや物語で登場したり、体験を表現していく大人たちが増えることで、困っている状況にも気づきやすくなって支援を求めることもできるかもしれません
今後も支援者の方々、学校、精神科病院などで、子どもの心、身体、環境や状況への理解が深まっていくことを願っています
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